研究課題
若手研究(B)
近年,食習慣の変化から酸蝕症が注目されている.酸蝕症はう蝕とは異なり微生物の関与がない状態でエナメル質の喪失が生じる.しかし,酸蝕症による初期の変化を視診によって診断することができず,臨床の現場では実質欠損を伴った重症化した状態で酸蝕症が診査されるのが現状である.酸蝕症の早期検出が可能になれば,酸蝕症の予防が可能となるだけでなく,エナメル質の健康増進が可能となる.本研究では,光学的手法を用いることで,酸蝕症の初期変化を診査できる可能性が示唆された.
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J Dent Health
巻: 61 ページ: 233-238