研究課題/領域番号 |
23792564
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
西條 剛央 早稲田大学, 商学学術院, 講師 (60422565)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2014-03-31
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キーワード | 質的研究 / 評価法 |
研究概要 |
質的研究の一般評価法を構築の一環として、「質的研究論文の一般評価法」を構築し、学術雑誌に公刊された。これはこれまで断片的な評価しかできなかった質的研究論文を一律に評価する世界でも初の一般評価法を提示できたことを意味する。さらに本評価法の妥当性や、そのユーザビリティを高めるべく、各地方大学を含め、質的研究を行っている研究者をはじめとして、検証作業を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
1: 当初の計画以上に進展している
理由
質的研究の一般評価法の構築の一環として、「質的研究"論文"の一般評価法」を構築し、学術雑誌に掲載された。またその評価法の妥当性や、そのユーザビリティを高めるべく、各大学の質的研究を行っている研究者をはじめとして、検証作業を開始した。具体的には、使途を教示した上で、実際に活用してもらいフィードバックをもらうという手続きで行った。そのため基本的には、当初の計画以上に進展しているといえる。
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今後の研究の推進方策 |
質的研究論文の一般評価法の妥当性や、そのユーザビリティを高めるべく、各大学の質的研究を行っている研究者をはじめとして、検証、洗練作業を継続する。またできれば、質的研究論文の一般評価法やそれに関連する論文や書籍を翻訳することで、海外への普及の基礎を築く。
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次年度の研究費の使用計画 |
各大学の、様々な領域の質的研究を行っている研究者を対象に、質的研究論文の一般評価法の妥当性や、そのユーザビリティを高めるべく、検証、洗練作業を継続するためのインタビューを行い、フィードバックをもらう。その際の出張費や謝金に使用する。また質的研究論文の一般評価法やそれに関連する論文や書籍を、英語に翻訳する際の謝金として使用する。
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