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2011 年度 実施状況報告書

HTLV-I関連脊髄症患者のセルフマネジメントプロセス

研究課題

研究課題/領域番号 23792599
研究機関鹿児島大学

研究代表者

山口 さおり  鹿児島大学, 医学部, 助教 (10404477)

研究期間 (年度) 2011-04-28 – 2014-03-31
キーワードセルフマネジメント / HTLV-I関連脊髄症
研究概要

本研究は、日本におけるHTLV-I関連脊髄症(以下HAMと略す)患者のセルフマネジメントの過程を質的に探究することである。平成23年度は、「1.データ収集方法・分析方法の確立および洗練」のため、研究方法論として米国ケースウエスタンリザーブ大学看護学部のElizabeth Madigan教授より、研究方法の対象選択・データ収集および分析方法について直接指導・助言を受けた。具体的な方法に関するディスカッションと共に関連図書の紹介も受け、今後の研究方法の洗練向けて具体的な示唆を得た。また、同大学のCheryl M. Killion准教授より、本研究の研究方法論であるグラウンデッドセオリーについて直接指導・助言を受けた。研究計画書を提示し、私自身の研究方法の理解度を確認していただくとともに、研究方法としての基盤を固めるために必要な文献を提示していただいた。今後、論文の中で説明する必要がある事項についても教示頂き、研究方法の確立に向けて新たな知見を得ることができた。また、同大学においてグラウンデッドセオリーに関する研究論文や博士論文を入手することができ、研究方法の確立に向けて有意義な示唆を得た。現在、倫理委員会等に提出するための計画書の作成に入っているが、平成23年度では完成させることができなかった。したがって、今年度は「2.ゲートキーパーへの研究協力依頼および倫理委員会による審査」ならびに「3.データ収集およびデータ分析」まで進めることができなかった。

現在までの達成度
現在までの達成度

3: やや遅れている

理由

データ収集方法およびデータ分析方法の確立が遅れてしまい、結果研究の遂行に遅れをきたしてしまった。その理由としては、当該研究以外の研究や教育にかけるエフォートが大きく、十分に自らの研究に取り組む時間を確保できなかったことが挙げられる。

今後の研究の推進方策

平成24年度は、早急にデータ収集方法および分析方法を確立の後、ゲートキーパーへの研究協力依頼を行い、倫理委員会による審査を受ける。その後自宅療養中であり、本研究への参加同意が得られたHAM患者20名に対して、HAM患者のセルフマネジメントプロセスに関するデータ収集を行う。得られたデータは、データ収集と並行して分析を行い、HAM患者のセルフマネジメントプロセスについて理論化を目指す。

次年度の研究費の使用計画

データ収集およびデータ分析に移行できなかったため、データ収集にかかる旅費を使用しなかったため、またそれに伴い、研究指導を受けるための旅費および謝金を必要としなかったため本年度未使用の研究費が生じた。来年度は今年度実施できなかった計画を遂行するため、来年度請求額と合わせてデータ収集のための旅費、研究指導を受けるための旅費および謝金として使用する計画である。

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公開日: 2013-07-10  

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