今後の研究の推進方策 |
1.実態調査NHSや聴覚障碍の確定診断・治療を行っている医療機関の看護師を対象に,「乳児期における聴覚障碍精密検査時の支援」に関する質問紙調査を行い,聴覚障碍児とその家族に対して看護職による援助がどのように行われているかを明らかにする。2.面接調査 実態調査で明らかにされた支援状況を踏まえた上で,聴覚障碍児の家族がRefer-確定診断に至るまでの期間に看護職から受けた支援と望む支援をインタビュー調査から明らかにしていく。インタビュー内容については質的帰納的に分析し,聴覚障碍児の家族がReferから診断告知時にどのような体験をし,看護師はどのように援助を行っていたのか,行われた援助は母親にどのように影響していたのかを明らかにする。この分析結果により,聴覚障碍児の家族に必要な看護援助を検討していく。3.結果をまとめ,NHS後の援助の実態を報告する。
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