NHSの結果がReferと判定された児の親に対して看護師が行う支援を検討することを目的とした。 医療機関の看護師が親に行っている支援について調査を行った。看護師は親に「子どもの聴力や成長発達に対する不安の傾聴」という支援を行っていた。親への看護は全員が「難しい」と感じていた。その内容は「不安の傾聴を行う時間の確保」であった。回答者の75%が現在の支援に課題があると認識していた。その内容は「知識不足」や「他の医療職との連携ができていない」であった。今回の調査により、児の成長や発達に関する情報の提供や児へのかかわり方に対する支援には差があり、施設や看護師の知識の有無に影響されていることが示唆された。
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