1年目に行った文献研究では、中国、韓国ともに子どもを喪失した夫婦へのケアは行われていないことが明らかになった。また看護教育の中に死別ケア教育が取り込まれていたが十分な時間ではなかった。またグリーフプログラムの先進国であるアメリカのグリーフプログラムの視察した。2年目3年目は研究を実施する予定であったが外交問題による反日運動の活発化、社会不安により渡航することができなかった。4年目に実施予定であったが、研究者自身の体調不良のため研究成果を出すことがないまま終了してしまった。しかし本研究に興味を持った協力者と出会えたことから今後、アジア全体を俯瞰した死別ケア研究を実施したいと考えている。
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