研究課題
若手研究(B)
母体血中鉛濃度と妊娠高血圧症候群(以下 PIH)との関連を評価することを目的とした。 112 名の対象者のうち PIH を発症した女性は 4 名であった。 正常群(1.23 ±1.4 μg/dl)と PIH 群(1.17±0.9μg/dl)に統計的な有意な関連は見られなかった。 この結果から、ごくわずかな濃度の鉛曝露は PIH のリスクにはならないことが示唆された。今後の研究においては、さらに対象者を拡大し、低濃度の鉛濃度と PIH と関連を検討する必要がある。