• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2013 年度 実績報告書

総合病院における認知症看護の質評価指標の開発

研究課題

研究課題/領域番号 23792727
研究機関愛知県立大学

研究代表者

天木 伸子  愛知県立大学, 看護学部, 助教 (40582581)

キーワード認知症看護 / 質評価指標 / 総合病院
研究概要

本研究の目的は、総合病院における認知症看護の質評価指標の開発をすることである。平成23年度にエキスパートを対象にデルファイ調査を用いて質評価指標項目を精選し、70項目を作成した。この質評価指標を使用して、平成24年度に全国の総合病院の病棟看護師に対して、指標項目についての重要性と実施状況について質問紙調査を実施した。本年度は、回収した調査票の分析を行った。WAM-NETに登録されている医療施設から200床以上の一般病床を持つ200施設の看護管理者へ調査の依頼を行い、承諾のあった56施設2092名に調査票を配布した。
調査票の構成は、基本属性、「総合病院における認知症看護の質評価指標(70項目)」について5段階で評価を依頼した。結果は、回収数は833件(回収率40.1%)であった。質評価項目の精選は、各指標項目の平均値・中央値、I-T相関により実施し、削除項目はなかった。因子分析により因子構造を確認し、63項目5因子で構成された。指標項目の妥当性については、因子構造と指標項目の比較により構成概念を確認し、認知症看護の研修参加・不参加の合計得点のt検定から検討を行った。指標項目の信頼性は、Cronbachのα係数により内的整合性を検討した。これらより、「認知機能・BPSDのアセスメント」10項目、「生活行動に関するアセスメント」7項目、「認知症の安定を支える」16項目、「順調な治療過程を支える」18項目、「チームアプローチと介護者支援」12項目の合計63項目からなる質評価指標となった。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2014

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] 総合病院における認知症看護の質評価指標の開発2014

    • 著者名/発表者名
      天木 伸子,百瀬 由美子,藤野 あゆみ
    • 雑誌名

      日本看護福祉学会誌

      巻: 19 ページ: 15-29

    • 査読あり

URL: 

公開日: 2015-05-28  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi