研究課題
若手研究(B)
目的:脳卒中失語症患者と看護師とのあいだにある「交感」に着目した看護援助モデル(以下,モデルと称する)の開発である.研究方法:質的記述的デザインとした.モデル開発の初期段階として,研究者の先行研究と看護系文献を基にし,モデルの基盤となる仮構造を構築した.研究成果:“交感”を「患者-看護師双方のあいだで感情・意思・体験を交わし共有している現象」とした.“共感”“同感”“エネルギー”“援助へのニード”“看護の機能”を定義し,それらを仮構造に位置づけた.