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2012 年度 研究成果報告書

利用場面に最適化した翻訳リペア支援に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 23800014
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 メディア情報学・データベース
研究機関東京大学

研究代表者

宮部 真衣  東京大学, 知の構造化センター, 特任研究員 (00613499)

研究期間 (年度) 2011 – 2012
キーワード多言語間コミュニケーション / 機械翻訳 / 多言語処理
研究概要

本研究は,信頼性のある多言語間コミュニケーションの実現を目指し,利用場面に最適化した翻訳リペア支援手法を構築することを目的としている.本研究により,以下の成果が得られた.(1)特に正確性が要求される分野として,医療分野における機械翻訳の利用可能性および医療分野において翻訳文が満たすべき必要要件を調査した.調査の結果,必要要件が満たされれば,機械翻訳文でも利用可能であることがわかった.(2)類語を用いた言い換え文自動生成手法をもとに,良い翻訳結果を得るためのルールに違反するかどうかを検証する仕組みを構築し,プロトタイプシステムを構築した.また,折り返し翻訳文と対象言語翻訳文の精度不一致を検出する手法として,複数の翻訳システムを用いる手法を構築した.構築した手法により,約71%の精度不一致を検出できることが確認できた.

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2013 2012

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] 折り返し翻訳を用いた高精度なコミュニケーションのための複数翻訳機による精度不一致検出サービスの提案2012

    • 著者名/発表者名
      宮部真衣,吉野孝
    • 雑誌名

      情報処理学会論文誌

      巻: Vol.53,No.8 ページ: 2036-2043

  • [学会発表] 翻訳精度評価における原文参照の影響分析,電子情報通信学会技術報告2013

    • 著者名/発表者名
      宮部真衣,吉野孝
    • 学会等名
      人工知能と知識処理
    • 年月日
      20130000
  • [学会発表] 在日外国人を対象としたやさしい日本語文と機械翻訳文間の理解のしやすさの比較2013

    • 著者名/発表者名
      東拓央,宮部真衣,吉野孝
    • 学会等名
      電子情報通信学会技術報告,人工知能と知識処理
    • 年月日
      20130000

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公開日: 2014-08-29  

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