研究概要 |
本研究は、2種類の質問紙(A調査とB調査)を用いた。データは、2012年1月から3月に実施した全日制高等学校調査から得られた。A調査の有効回答標本は、層別1段集落抽出法により選ばれた5校の高校2年生731名であり、B調査の有効回収標本は、同様に選ばれた9校の高校2年生1,462名である。結果は、3個の主要な成果を示す。 (1)各調査における、たばこ、酒、大麻、鎮静剤、精神安定剤の経験率。 (2)各調査における7個のライフスタイル変数の全体および男女別の頻度分布。 (3)B 調査の結果として、アルバイト時間は、所得、授業をサボった頻度、居酒屋などへ行く頻度と正の関連性にあり、その反対に、4年制大学卒業の志望、クラブ活動への参加と負の関連性にあること。
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