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ニューロピリン-1発現の高い単球はヒト乳癌細胞株に対するトラスツズマブを介した細胞傷害活性を増強することが判明した。形態的特徴を確認するとニューロピリン-1発現の高い単球は球形で癌細胞を取り囲むように形態をなしていた。一方、ニューロピリン-1発現の低い単球は樹枝状の突起を有し形態的にはマクロファージ様であった。このように単球はニューロピリン-1の発現状況で細胞傷害性単球とそうでないサブセットに分類することができる可能性を示した。今後さらに詳細な単球におけるニューロピリン-1の意義ならびに乳癌治療効果との相関について検討を積み重ねていく。
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