研究課題
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本研究は免疫共シグナル分子の機能制御による効果的な新規がん免疫療法の開発を目的としている。我々は抑制性共シグナルを阻害し、同時に刺激性の共シグナルを伝達するコンパウンドとして、BTLA 分子の細胞外領域と免疫グロブリンの定常部を融合した蛋白を作製した。この蛋白は T 細胞の活性化を増強したが、マウスを用いたモデルでは有効ながん治療効果は示さなかった。現在我々は、この蛋白の機能を増強するための構造改変をおこなっており、今後はその蛋白の抗腫瘍効果を検討する予定である。
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Cancer Immunol. Immunother
巻: 61 ページ: 203-214
DOI:10.1007/s00262-011-1101-8
Clin Cancer Res
巻: 18 ページ: 6436-6445
DOI:10.1158/1078-0432.CCR-12-1449
http://ds.cc.yamaguchi-u.ac.jp/~plasma/