2012 年度研究成果報告書

CD133 陽性卵巣癌細胞の足場非依存的増殖に必須な新規分子機構の解明

研究課題

研究課題/領域番号	23800055
研究種目	研究活動スタート支援
配分区分	補助金
研究分野	腫瘍生物学
研究機関	順天堂大学
研究代表者	荒木真理人順天堂大学, 医学研究科, 准教授 (80613843)
研究期間 (年度)	2011 – 2012
キーワード	CD133 / 卵巣癌 / 足場非依存性 / がん幹細胞
研究概要	ヒトの腫瘍は、不均質な細胞集団により構成されており、その不均質さが、腫瘍の抗がん剤への抵抗性、腫瘍の再発に重要な役割を果たしていると考えられている。本研究では、がん性幹細胞マーカーCD133 陽性卵巣癌細胞に高発現する遺伝子として、 HEG 遺伝子を同定し、 HEG1-3が、足場非依存的な増殖に重要な役割を果たすことを明らかにした。今後の解析により、 CD133陽性卵巣癌細胞における足場非依存的な細胞増殖に関わる詳細な分子メカニズムが明らかになることが期待される。

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