研究課題
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本研究課題は、郭嵩〓の政治思想に注目し、清末士大夫の対内・対外認識の特徴を考察したものである。郭は有名な清末士大夫で、初代駐英公使に任命されたことでも知られる。その郭は政治における「風俗」の重要性に着目し、風俗の改良には士大夫同士の良好な関係こそが重要であると考えた。郭はこのような観点から、同時代の士大夫のまとまりの無さを批判するとともに、イギリスの政治制度、特に議会制とアソシエイションに関心を持つようになっていったのである。
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近代中国研究彙報
巻: 35号 ページ: 211-231
孫文研究
巻: 51号 ページ: 1-10
アジア遊学東アジアの王権と宗教
巻: 151号 ページ: 157-168