研究課題
研究活動スタート支援
本研究は、広島の谷本清牧師という人物を中心に、占領期に日米で設立された、ヒロシマ・ピース・センターの被爆者救援活動に焦点を当てた。センターが日米の国境を越えて成立するにあたっては、国際情勢の影響を直接的に、また強く受けていたことが重要だった。同時に、「ヒロシマ」というシンボルが、米国社会の広島への原爆投下や核兵器への関心を反映して読み替えられつつ共有された結果、この「越境」は、摩擦もはらんでいた。
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Translated by Juan Antonio Yanez Rosado
巻: ISTOR 51 ページ: 91-114