研究課題
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本研究は1910-1929年間における音楽雑誌を調査し、「前衛音楽」がどのように表象され、「フランス音楽の発展」という見地からどのように評価されたのかを明らかにする。当時の音楽批評においては、西洋音楽史におけるフランス音楽の優位性を希求する傾向がみられる。それゆえ、革新的な音楽語法を追究する「前衛音楽」の動向に多大なる関心を寄せ、フランス音楽の発展を正当化すべくフランスにおける「前衛音楽」を評価しようという意図が見てとれる。
すべて 2013 2012
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)
東京芸術大学音楽学部紀要
巻: 第37集
http://www.lib.geidai.ac.jp/MBULL/37Naruta.pdf