研究課題
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初期近代に大流行を閲した知的方法論である記憶術が、単なる情報整理技術にとどまらず、同時代の視覚芸術や建築・庭園学においても様々なかたちで応用されていた点を、トスカーナ大公国を中心とした芸術史の展開を置くことで、具体例に即して示すことに成功した。具体的には、アゴスティーノ・デル・リッチョの理想庭園構想に記憶術が応用されていたこと、そしてコスマ・ロッセッリの提案する記憶ロクスに、ピサのカンポサントの図像が適用されていることを示した。
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Journal of the History of Collections
doi:10.1093/jhc/fhs025
Arts and Media
巻: no.3 ページ: 26-46
巻: no.3 ページ: 214-217
鹿島美術財団・第38回美術講演会講演録
ページ: 33-91
待兼山論叢
巻: 第45号 ページ: 67-93