研究課題
研究活動スタート支援
本研究は、難解とされてきたベートーヴェンの後期ピアノ・ソナタに関する 19 世紀以降のさまざまな解釈をとり上げ、作品解釈と、指づかいやフレージングといった演奏実践の関係を明らかにした。先行研究において「楽譜」中心主義、「原典」至上主義として位置づけられてきたハインリヒ・シェンカーによる後期ピアノ・ソナタ解釈と演奏指南を批判的に読み直すことで、当該テーマに関するこれまでの枠組みを再文脈化し、19 世紀の「実用版」楽譜の立場も新たに歴史化した。
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Journal of Schenkerian Studies
巻: 6 ページ: 67-91
Aeshtietics
巻: 16 ページ: 53-65