研究課題
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本研究は、後期ニーチェの「力の快」の思想を明らかにすることにより、ニーチェ思想の展開とその中心思想について従来の解釈の問題点を克服する新しい解釈を提示した。「力の快」の観点からニーチェの悲劇観の決定的変化と中心思想の意義が鮮明になること、また、主著『ツァラトゥストラ』の精確な読解と従来の解釈の批判を通して、永遠回帰肯定を描写する重要なテキストの中に「力の快」の思想が見出せることを示した。
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鹿児島大学教育学部研究紀要
巻: 第64巻 ページ: 1-17
西日本哲学年報
巻: 第20号 ページ: 41-61