研究課題
研究活動スタート支援
本研究は、立憲政友会などの政党勢力が台頭する大正前期における政党と軍の相互力学を再検討することを目的とした。藩閥から政党への国家統治主体の移行過程を解明するために、本研究は、多様な一次資料を幅広く調査して、毎年度の予算問題をめぐる政治過程を詳しく分析した。特に大正初期の政治過程に焦点を当てて、政友会の台頭や陸軍の対応を予算問題に引きつけて分析し、桂太郎による新党構想の意義も再考した。
すべて 2013 2012
すべて 雑誌論文 (1件) 図書 (1件)
日本歴史
巻: 第769号 ページ: 18-26