2012 年度研究成果報告書

日本の重電メーカーにおける技術革新メカニズム-高効率石炭火力発電の事例-

研究課題

研究課題/領域番号	23830018
研究種目	研究活動スタート支援
配分区分	補助金
研究分野	経営学
研究機関	東京大学
研究代表者	工藤悟志東京大学, 大学院・経済学研究科, 助教 (70613313)
研究期間 (年度)	2011 – 2012
キーワード	製品開発 / 先端技術開発 / 火力発電 / 環境技術 / 省エネルギー技術 / イノベーション / 技術経営
研究概要	本研究は、戦後、約50年間におよぶ日本の重電メーカーの火力発電についての技術革新メカニズムを分析した。その結果、企業は「顧客企業」との関わり方や「戦略的提携」が、将来の事業に深くかかわるため、短期的ではなく長期的な視野でみる必要があること、技術革新には「製品技術・生産技術・運転技術の統合度」を高めた製品開発が重要であり、コア技術の革新のみならず「周辺技術の開発」が重要になってきていることを明らかにした。