研究課題
研究活動スタート支援
2つの研究プロジェクトを実施した。(SubgamePerfectImplementaion)ゲームのパラメータに関する共有知識の仮定を摂動させることを「情報摂動」と呼ぶ。この情報摂動に対して頑健な展開形メカニズムの考察を行った。本研究の主定理は「もし完備情報の構造をわずかでもずれた場合、真実の報告は均衡でなくなり、さらに望ましくない帰結を生み出す逐次均衡が出現する」ことを示した。(RobustVirtualImplementation)利得タイプと利得タイプに関する信念との情報のみに依存するメカニズム・デザインを考える。まず、Δ-誘因両立性とΔ-加測性がΔ-合理化戦略を用いた遂行可能性の必要条件であることを示した。特に、測度ゼロの信念を取り除くと、Δ-加測性は全く制約として効いてないことを証明した。
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Georgy Artemov, Takashi Kunimoto, and Roberto Serrano, in Journal of Economic Theory
巻: vol.148 ページ: 424-447
by Philippe Aghion, Drew Fudenberg, Richard Holden, Takashi Kunimoto, and Olivier Tercieux, in Quarterly Journal of Economics
巻: vol.127(4) ページ: 1843-1881