現代メディア社会の特質に応じるメディア・リテラシー教育の学習環境モデルの開発

2012 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 23830064
• 研究種目: 研究活動スタート支援
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 教科教育学
• 研究機関: 常磐大学
• 研究代表者: 石田 喜美 常磐大学, 人間科学部, 講師 (00612996)
• 研究期間 (年度): 2011 – 2012
• キーワード: 各教科の教育(国語)

研究概要

本研究の目的は、現代の日本社会にふさわしいメディア・リテラシー教育のための学習環境モデルを構築することである。そのため(1)米国において提示された新しいメディア・リテラシー教育の理論を検討し、 (2)日本の実態調査とあわせて議論することで日本のメディア状況にふさわしい教育のありようを考察するともに、 (3)実践研究として、美術館の教育プログラムの実践を対象としたフィールドワークを行い、現代社会にふさわしいメディア・リテラシー教育の学習環境デザインのモデルを明らかにした。

研究成果

• [雑誌論文] ピア・グループ型ワークショップによるメディア・リテラシー学習の支援 (2013)
  • 著者名/発表者名: 石田喜美
  • 雑誌名: 読書科学 巻: (印刷中)
  • 査読あり
• [雑誌論文] メディア・リテラシー教育における倫理的側面 (2013)
  • 著者名/発表者名: 石田喜美
  • 雑誌名: 国語科教育 巻: 第73 集 ページ: 15-22
  • 査読あり
• [雑誌論文] 「コンベンション」から「アプロプリエーション」へ、人文科教育研究 (2012)
  • 著者名/発表者名: 石田喜美
  • 雑誌名: 人文科教育研究 巻: 第39号 ページ: 25-37
  • 査読あり
• [雑誌論文] 国語科教育における「見ること」の学びに関する一考察 (2011)
  • 著者名/発表者名: 石田喜美
  • 雑誌名: 人文科教育研究 巻: 第38号 ページ: 37-48
  • 査読あり
• [学会発表] ピア・グループ型ワークショップによるメディア・リテラシー学習の支援 (2012)
  • 著者名/発表者名: 石田喜美
  • 学会等名: 人文科教育学会第53回大会
  • 発表場所: 筑波大学東京キャンパス(東京都)
  • 年月日: 2012-09-08
• [学会発表] メディア・リテラシー教育における倫理的側面 (2012)
  • 著者名/発表者名: 石田喜美
  • 学会等名: 全国大学国語教育学会第122回筑波大会
  • 発表場所: 筑波大学筑波キャンパス(茨城県)
  • 年月日: 2012-05-26
• [学会発表] Bokuto University Project: An Attempt at Community Design (2011)
  • 著者名/発表者名: 岡部大介、 石田喜美、 加藤文俊、 木村健世
  • 学会等名: ISCAR-ASIA&DEE 共同企画ワークショップ「状況活動研究の最前線」
  • 発表場所: 大正大学(東京都)
  • 年月日: 2011-07-28
• [図書] 状況と活動の心理学(茂呂雄二・有元典文・青山征彦・伊東崇・香川秀太・岡部大介編) (2012)
  • 著者名/発表者名: 石田喜美
  • 総ページ数: 171-174
  • 出版者: 新曜社
• [図書] Fandom Unbound (Ito, Mizuko; Okabe, Daisuke; Tsuji, Izumi ed.) (2012)
  • 著者名/発表者名: 岡部大介 、石田喜美
  • 総ページ数: 207-224
  • 出版者: Yale University Press
• [図書] コミュニティの変革とデザインの心理学(仮)(香川秀太・青山征彦編)
  • 著者名/発表者名: 石田喜美
  • 総ページ数: 印刷中
  • 出版者: 新曜社
• [備考]
  • URL: http://diybu.info/
• [備考] シンポジウム等(1)日本質的心理学会第9回大会準備委員会(石田喜美、岡部大介) 、講習会:現代的なつながりを捉える:オタク・カルチャーのケース・スタディ、日本質的心理学会第9回大会、 2012 年 9 月 2 日、東京都市大学横浜キャンパス(神奈川県).
• [備考] 日本質的心理学会第9回大会準備委員会(石田喜美、 岡部大介)、シンポジウム:「つくること」としてのつながり、日本質的心理学会第9回大会、 2012 年 9 月 1 日、東京都市大学横浜キャンパス(神奈川県).