研究課題
研究活動スタート支援
本研究の目的は,うつ病の将来予測障害と認知行動療法の効果に関わる神経メカニズムを明らかにすることであった。遅延割引課題と機能的磁気共鳴画像法を用いて,うつ病患者の課題時の脳活動を健常者と比較し,さらに認知行動療法の前後で比較した。その結果,うつ病患者は健常者と比べて損失に対する割引が大きいこと,その割引の程度は認知行動療法を行うことで弱まること,神経レベルの変化がもたらされていることが明らかとなった。
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Journal of Behavior Therapy and Experimental Psychiatry
巻: 43 ページ: 1088-1094
DOI:10.1016/j.jbtep.2012.05.007
行動療法研究
巻: 37(1) ページ: 21-31