研究課題
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本研究は、虫害・腐朽などの「生物的劣化」および「部材の老化」などの経年変化が伝統木造建築物の耐震性能に与える影響を、実験・数値解析・現地調査によって検討したものである。古材を対象とした材料試験・仕口実験の結果、健全古材や劣化古材の材料特性を把握することができた。また、材料試験の結果を反映させた数値解析によって、経年変化が建物の耐震性能に与える影響について検討した。さらに、現地調査において、電磁波探査による部材内部欠損把握の有効性についても検討することができた。
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すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件)
歴史都市防災論文集
巻: Vol.6 ページ: 81-88