研究課題
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枯草菌由来の青色光センサー蛋白質YtvAが機能するメカニズムを分子論的に解明することを目的に、その光反応を調べた。その結果、全長YtvAは溶液中で6量体と2量体間の平衡状態にあり、蛋白質間相互作用が光励起によって変化する様子を時間分解検出した。さらに高塩濃度環境下では平衡が2量体に大きく偏ることも見出し、信号伝達過程に塩濃度の影響があることがわかった(塩ストレス効果)。以上観測された光反応を基に実際の生理活性を評価することも行い、暗回復の速度が生理活性と密接な関係を持つことも明らかにした。
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すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (8件) 備考 (1件)
J Am Chem Soc
巻: Vol134 ページ: 8336-8339
DOI:10.1021/ja301540r
http://kuchem.kyoto-u.ac.jp/hikari/index.html