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2011 年度 研究成果報告書

モモ亜属の栽培化に伴うゲノム進化機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 23880013
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 園芸学・造園学
研究機関京都大学

研究代表者

赤木 剛士  京都大学, 大学院・農学研究科, 助教 (50611919)

研究期間 (年度) 2011
キーワードモモ / 全ゲノム解析 / SNPsタイピング / 栽培化 / selective sweep
研究概要

モモ亜属(Amygdalus subgenus)の植物96種に対して約9000ローカスのSNPsタイピングを行い,全ゲノムワイドな遺伝的構造解析を行った.現在の栽培モモ品種群は,野生品種とは明らかに異なる,歴史的な人為的選抜を受けた複数のクラスター群を形成する事が示唆された.クラスター間における多様性度の推移を比較することにより,各クラスターに特徴的なゲノム部分領域へのselective sweepを検出した.観賞用ハナモモ,および主要食用モモのクラスターにおいて,特定のゲノム領域に人為的選択圧が見られ,それぞれのクラスターの特徴と非常に関連性の考えられる遺伝子群が存在していた.これらの遺伝子は各モモ品種群の特徴を維持し,栽培化の原動力となった重要遺伝子であると考えられた.

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2011 その他

すべて 学会発表 (1件) 備考 (1件)

  • [学会発表] 育種・栽培化に伴うモモのS locusの進化2011

    • 著者名/発表者名
      赤木剛士, 花田俊男, 八重垣英明, 山口正巳, 田尾龍太郎
    • 学会等名
      園芸学会平成23年度秋季大会
    • 発表場所
      岡山大学津島キャンパス
    • 年月日
      20110924-26
  • [備考]

    • URL

      http://www.pomology.kais.kyoto-u.ac.jp/

URL: 

公開日: 2013-07-31  

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