研究課題
研究活動スタート支援
フィリピン共和国では、ロタウイルスの分子疫学的サーベイランスは現在までほとんど行われていなかった。本課題で、フィリピンの3地域で異なる遺伝子型のロタウイルスが流行していること、また学術的に興味深い遺伝子型を持つロタウイルスが発見された。研究遂行に当たり、フィリピンの感染症におけるリファレンスセンターである熱帯医学研究所スタッフや保健行政担当官、協力病院医師とディスカッションを行い、ロタウイルスサーベイランスの意義を認識してもらい、得られた情報を共有した他、共同で研究を開始した。