研究課題
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当量のボランを用いることでカルボン酸の活性化に成功し、穏和な条件下においてカルボン酸を求核剤としたアルドール反応が進行することを見出した。ホウ素上の置換基によって反応性、選択性に大きな変化が見られ、用いる塩基との組み合わせによって反応条件の最適化を行うことが可能であった。本反応系は芳香族アルデヒドのみならず脂肪族アルデヒドをも求電子剤に用いることができる基質適用範囲の広い反応系である。
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Angewandte Chemie International Edition
巻: 52
DOI:10.1002/anie.201302027
Journal of the American Chemical Society
巻: 134 ページ: 17019-17022
Letters
巻: 53 ページ: 4381-4384
http://www.f.u-tokyo.ac.jp/~kanai/index.html