研究課題
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慢性炎症の場では、継続的に産生される炎症性サイトカインにより、様々な遺伝子の発現が撹乱される。我々は炎症性サイトカインによるエピジェネテクス制御に着目し、IL-6 刺激時に特異的に変動する遺伝子プロモーター上のヒストン修飾を見出した。一方、我々は同時に慢性炎症に伴う発癌に着目し、多くの癌で見られるエピジェネティックな異常であるゲノムワイドな DNA の低メチル化について、炎症性サイトカインの作用による DNA 脱メチル化機構を説明する新たなモデルの提示に成功した。
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Biochim Biophys Acta
巻: 1830 ページ: 3650-3655
FEBS Lett
巻: (in press)