マウス歯根膜細胞(MPDL22)を用いた解析の結果、PLAP-1 は LPS 誘導性の炎症応答に対し抑制的に働くことが示唆された。さらに D14 型 PLAP-1 は、D13 型 PLAP-1よりもこの抑制作用が弱かった。しかしながら、PLAP-1 KO マウスを用いた解析では、LPS 誘導性の炎症応答に対し有意な差は認められなかった。現在、今回作製した D13 型、D14 型 PLAP-1発現アデノウイルスを用いて、in vivo 歯周炎 PLAP-1 遺伝子多型解析モデルの構築を行っている。
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