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2012 年度 研究成果報告書

放電陽極酸化処理によるチタンインプラント周囲組織の酸化ストレス抑制

研究課題

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研究課題/領域番号 23890208
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 歯科医用工学・再生歯学
研究機関昭和大学

研究代表者

村上 明日香  昭和大学, 歯学部, 兼任講師 (70611218)

研究期間 (年度) 2011 – 2012
キーワードチタン / インプラント / 創傷治癒 / 酸化ストレス
研究概要

チタンインプラント埋入後の創傷治癒における酸化ストレスは,骨結合を妨げる重要な因子であり,これを抑制することがひつようである.チタンは表面処理により骨との親和性を向上させることができる一方で,酸化ストレスの抑制については検討されていない.本研究では放電陽極酸化によって表面処理したチタンの骨芽細胞に対する酸化ストレス抑制効果を検討した.放電陽極酸化チタンでは骨芽細胞の石灰化関連遺伝子の上昇が見られた.また,表面に析出した骨様石灰化物の物理的性質が向上した.放電陽極酸化チタン表面から発生する活性酸素が分解され,接着細胞に対して酸素を持続的に徐放することにより,酸化ストレスを抑制することが可能になった.放電陽極酸化処理チタンは,骨結合能と創傷治癒の促進により,チタンインプラントの表面処理として有効であると考えられる.

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2012

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] Antimicrobial and osteogenic properties of ahydrophilic-modified nanoscale hydroxyapatite coating on titanium2012

    • 著者名/発表者名
      Murakami A., Arimoto T., Suzuki D.,Iwai-Yoshida M., Otsuka F., Shibata Y., Igarashi T., Kamijo R. and Miyazaki T
    • 雑誌名

      Nanomedicine: Nanotechnology, Biology and Medicine

      巻: 8 ページ: 374-382

URL: 

公開日: 2014-08-29  

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