MicroRNA発現を指標とした新規細胞検出法の開発

2012 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 23890226
• 研究種目: 研究活動スタート支援
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 病態検査学
• 研究機関: 藤田保健衛生大学
• 研究代表者: 山田 宏哉 藤田保健衛生大学, 医学部, 助教 (80610352)
• 研究期間 (年度): 2011 – 2012
• キーワード: フローサイトメトリ / 細胞検出法 / microRNA / 遺伝子検査 / mRNA quantification after FACS / FACS-mQ

研究概要

我々は細胞のRNAを分解しない条件で、細胞内・核内蛋白、mRNAの発現を検出し、その発現パターンを指標に細胞を選別して、選別された細胞の遺伝子発現プロフィールを作成するFACS-mQ(mRNAquantificationafterFACS)の開発をしている。本研究はこのFACS-mQを発展させ、microRNAを標的とする検出法の確立を目指した基礎検討を行った。

研究成果

• [雑誌論文] 新規臨床検査法:FACS-mQの開発[Development of mRNA quantification after fluorescence activated cell sorting] (2012)
  • 著者名/発表者名: 山田宏哉
  • 雑誌名: 臨床病理 巻: 60(2) ページ: 139-144
  • 査読あり
• [学会発表] 住民健診受診者を対象とした脂肪肝における血清microRNA(miR-122,miR-34a)の解析 (2012)
  • 著者名/発表者名: 山田宏哉、鈴木康司、市野直浩、安藤嘉崇、沢田章、大橋鉱二、寺平良治、井上孝、橋本修二
  • 学会等名: 第59回日本臨床検査医学会学術総会
  • 発表場所: 京都
  • 年月日: 2012-11-30
• [学会発表] 住民健診受診者における脂肪肝と血清microRNA(miR-21,miR-34a,miR-122)との関連 (2012)
  • 著者名/発表者名: 山田宏哉、鈴木康二、井上孝、伊藤宜則、浜島信之、橋本修二
  • 学会等名: 第71回日本公衆衛生学会総会
  • 発表場所: 山口
  • 年月日: 2012-10-25
• [学会発表] シンポジウム次世代臨床検査診断法の最前線新規臨床検査法:FACSmQの開発臨床検査医学会近畿支部総会 (2011)
  • 著者名/発表者名: 山田宏哉
  • 学会等名: 第54回日本検査医学会近畿支部総会
  • 発表場所: 滋賀
  • 年月日: 2011-10-29