虚血心筋ホ-ミングペプチドを用いた組織選択的心不全治療法

2012 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 23890230
• 研究種目: 研究活動スタート支援
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 胸部外科学
• 研究機関: 大阪医科大学
• 研究代表者: 神吉 佐智子 大阪医科大学, 医学部, 助教 (40411350)
• 研究期間 (年度): 2011 – 2012
• キーワード: 心筋虚血 / アフィニティ精製 / ペプチド

研究概要

虚血心筋ホーミングペプチドの受容体探索に用いるアフィニティ担体は、磁性フェライトをPoly-glycidylmethacrylate樹脂で被覆した直径200nmの微粒子であるビーズ(FG-ビーズ)を使用した。FGビーズへのペプチドの固定化条件を検討した結果、N'末端をアセチレン化したペプチドとアジド化したFGビーズとの反応が至適であることがわかった。全身麻酔を施したラットの冠動脈前下行枝を一時結紮し、虚血心筋組織を採取し、組織破砕液を作成し、今後プルダウンアッセイを行う。