研究課題/領域番号 |
23H00101
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分15:素粒子、原子核、宇宙物理学およびその関連分野
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
柏木 茂 東北大学, 先端量子ビーム科学研究センター, 准教授 (60329133)
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研究分担者 |
菊池 章弘 国立研究開発法人物質・材料研究機構, エネルギー・環境材料研究センター, グループリーダー (50343877)
梅森 健成 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 加速器研究施設, 教授 (60353364)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究の概要 |
本研究の目的は、「4K運転可能なニオブスズ超伝導電子加速器」の基盤技術を確立することである。現在、液体ヘリウムを使い2Kまで冷却することで高い超伝導特性を得ているが、簡易な伝導冷却により到達可能な4Kで動作させるため、「ニオブスズ超伝導空洞製作」と「4K伝導冷却クライオモジュール」のふたつの技術を確立させ「4Kニオブスズ超伝導加速空洞システム」の構築を目指す。
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学術的意義、期待される成果 |
本研究の成果として、放射性同位元素(RI)生産に必要となる冷却が2Kから4Kになることで、これまでよりも簡易に医療用RIの多量・安定生産が可能になることが期待できる。また、RI生産の基盤技術が確立されれば、医療の分野だけでなく素粒子・原子核実験分野など幅広い応用が考えられ、波及効果も大きい。学術的・社会的に見て重要な研究である。
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