研究課題/領域番号 |
23H00108
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分15:素粒子、原子核、宇宙物理学およびその関連分野
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
宮武 広直 名古屋大学, 素粒子宇宙起源研究所, 准教授 (20784937)
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研究分担者 |
西澤 淳 岐阜聖徳学園大学, DX推進センター, 准教授 (70402435)
横山 修一郎 名古屋大学, 素粒子宇宙起源研究所, 助教 (80529024)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2028-03-31
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研究の概要 |
データ取得を終えたすばる望遠鏡のHSC、今後観測が始まる米国のLSST、欧州のEuclid、米国のRomanなどの超大規模撮像銀河サーベイのデータを解析して、暗黒エネルギー・暗黒物質を仮定して宇宙の進化を記述するΛCDM標準模型を検証し、ΛCDM標準模型を超える物理を探る。系統誤差を抑え込み、ΛCDM標準模型のパラメータS8を高精度で制限する。
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学術的意義、期待される成果 |
宇宙の暗黒成分の正体解明と、近年の観測結果による標準宇宙モデル(ΛCDMモデル)の綻びの徹底検証が切望されている。HSC、LSST、Euclid、Romanのデータアクセス権を持っており、複数のサーベイを最適に組み合わせた解析が可能であり、機械学習を用いて向上させる。関連研究により、日本の学術雑誌のインパクトファクターが大幅に上昇した実績から分かるように、高い波及効果が期待できる。
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