研究課題/領域番号 |
23H00117
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分15:素粒子、原子核、宇宙物理学およびその関連分野
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
高橋 弘充 広島大学, 先進理工系科学研究科(理), 准教授 (10536775)
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研究分担者 |
宮澤 拓也 沖縄科学技術大学院大学, エンジニアリングセクション, リサーチサポートスペシャリスト (70402443)
前田 良知 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構, 宇宙科学研究所, 助教 (80342624)
川島 朋尚 東京大学, 宇宙線研究所, 特任研究員 (90750464)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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研究の概要 |
超巨大ブラックホール天体から放出される相対論的ジェットのエネルギー供給源という長年の課題について、気球を用いた硬X線偏光観測を長時間行い、超巨大ブラックホールからの硬X線偏光を初めて測定することで、ブラックホールのスピンを独立かつ高精度に決定し、磁場を介したブラックホールからの回転エネルギーの抽出機構が働いているかを直接検証する。
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学術的意義、期待される成果 |
本研究の狙いである超巨大ブラックホールの相対論的ジェットの生成機構の解明は、学術的意義が非常に高い。硬X線偏光を世界に先駆けて検出しようとする試みは、独自性・先進性が高いだけでなく、偏光を測ることで磁場とブラックホールスピンのエネルギー供給への切り分けを可能にするという着眼点においても優れており、計画立案も具体的である。
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