研究課題/領域番号 |
23H00128
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分16:天文学およびその関連分野
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
松本 浩典 大阪大学, 大学院理学研究科, 教授 (90311365)
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研究分担者 |
細畠 拓也 国立研究開発法人理化学研究所, 光量子工学研究センター, 上級研究員 (00733411)
粟木 久光 愛媛大学, 理工学研究科(理学系), 教授 (30252414)
森田 晋也 東京電機大学, 工学部, 教授 (30360655)
三石 郁之 名古屋大学, 理学研究科, 講師 (90725863)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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研究の概要 |
高い角度分解能を持つ次世代硬X線天文衛星の実現が、銀河とその中心核にある巨大ブラックホールの共進化を探る上で特に求められている。我が国独自の計画を着実に推進するため、米国で開発が進んでいるシリコンミラーと並ぶ技術として、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)を利用した望遠鏡技術の確立を目指す。
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学術的意義、期待される成果 |
将来の硬X線観測装置がシリコンミラーのみに依存している状況を打開し、我が国独自の将来計画推進にも資する重要な基礎開発研究である。CFRP薄膜反射鏡の実現とそれを精密にネストする方法を一体的に検討することで、完成度の高い代替技術の確立が期待される。銀河進化をはじめとする様々なテーマの研究進展に明るい展望を与える技術開発として、高い学術的意義がある。
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