研究課題/領域番号 |
23H00189
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分21:電気電子工学およびその関連分野
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研究機関 | 東京理科大学 |
研究代表者 |
飯田 努 東京理科大学, 先進工学部マテリアル創成工学科, 教授 (20297625)
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研究分担者 |
國岡 春乃 東京理科大学, 先進工学部マテリアル創成工学科, 助教 (10965916)
麻原 寛之 岡山理科大学, 工学部, 准教授 (50709615)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究の概要 |
低温度域の分散型熱源に適応する排熱再資源化発電システムを構成するための熱電変換方式の熱電池に着眼する研究である。不純物添加や熱電池の構造に対して独自の手法、アイデアを駆使して、毒性を有し、かつ希少元素を含む従来材料と同程度の発電性能をSiベースの排熱発電材料であるストロンチウムシリサイド(α-SrSi2)で実現する。
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学術的意義、期待される成果 |
産業活動、特に廃棄物炉から放出される低温度域の排気熱は熱回収化されていない。カーボンニュートラルを達成する観点から、その利活用は急務である。この世界規模での課題に対して、環境負荷やコストが低いSi系材料により熱電変換を実現し、低温の排気熱を電力化する基盤技術を構築するものと期待でき、本研究を実施することの意義は大きい。
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