研究課題/領域番号 |
23H00206
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分23:建築学およびその関連分野
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研究機関 | 京都大学 (2024) 名古屋大学 (2023) |
研究代表者 |
荒木 慶一 京都大学, 工学研究科, 教授 (50324653)
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研究分担者 |
赤嶺 大志 九州大学, 総合理工学研究院, 助教 (40804737)
大森 俊洋 東北大学, 工学研究科, 教授 (60451530)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究の概要 |
大変形後に荷重を除くことですぐに変形が回復するように特性を制御した超弾性形状記憶合金の製造技術を開発する。この形状記憶合金を建物に適用する際に要求される各種性能(変形回復性能、疲労特性、力学特性の温度・速度依存性、加工性、耐食性etc.)を評価し、必要に応じて製造技術に改良を重ねる。
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学術的意義、期待される成果 |
産学連携、国際共同研究として実施する適切な研究計画により、世界的にみても先進性、発展性の高い研究成果が期待できる。既存の鉄骨造の補強では、鋼材と接触する部分の電位差による腐食があり、RC造の補強筋に用いる場合には付着性能も課題である。これまで高価で実際に形状記憶合金を建築に用いることは極めて限定的であるのに対して、この開発によるコスト問題の克服が期待される。
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