研究課題/領域番号 |
23H00212
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分24:航空宇宙工学、船舶海洋工学およびその関連分野
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研究機関 | 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 |
研究代表者 |
山田 和彦 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構, 宇宙科学研究所, 准教授 (20415904)
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研究分担者 |
永田 靖典 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構, 宇宙科学研究所, 特任助教 (20635594)
高橋 裕介 北海道大学, 工学研究院, 准教授 (40611132)
中尾 達郎 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構, 研究開発部門, 研究開発員 (60817310)
高柳 大樹 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構, 研究開発部門, 主任研究開発員 (70513422)
佐藤 泰貴 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構, 宇宙科学研究所, 准教授 (70726760)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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研究の概要 |
火星等への惑星探査機の軌道変換を、推進機を用いることなく、展開式のエアロシェルと呼ばれる構造体を利用して惑星大気を通過する際の減速によって実現する「エアロキャプチャ」技術について、新たな展開を試みる独創的な研究である。JAXA宇宙航空研究開発機構の観測ロケットによる実証実験が計画され、実フライトに向けた試作や地上試験、またフライト後のポストフライト解析の実施が予定されている。
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学術的意義、期待される成果 |
惑星探査は、太陽系の起源、さらには生命の起源の探査につながる重要なテーマである。世界中で超小型衛星技術の惑星探査への応用検討が進んでいるが、現時点では超小型探査機を惑星周回軌道に投入できる手段を有していない。本研究は、欧米とは異なる独自の柔軟エアロシェルの有用性を実証するもので、今後、小型衛星技術の惑星探査への応用につながることが期待できる。
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