研究課題/領域番号 |
23H00224
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分26:材料工学およびその関連分野
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
幅崎 浩樹 北海道大学, 工学研究院, 教授 (50208568)
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研究分担者 |
北野 翔 北海道大学, 工学研究院, 特任助教 (50736840)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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研究の概要 |
安価に高効率で水素を製造するためのアルカリ水電解用酸素発生電極の新規作製法の研究である。金属アノード酸化法を用い、FeNiCo合金上へ高い酸素発生反応活性を示す多孔質触媒層を形成する。多孔質FeNiCoフッ化物を前駆体として酸素発生反応に高活性なアモルファスオキシ水酸化物層を形成し、その高活性発現機構を明らかにするとともに、0.2 V以下の過電圧の達成を目指す。
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学術的意義、期待される成果 |
応募者らが見出した電極材料アノード酸化法による大幅な活性向上の学術的起源を探るべく、組成、結晶性、接合性等の観点を検討し、その知見を基に高活性電極材料を作製することを目指している。対象とする金属は合金として広く利用されているFeNiCo系であり、基礎研究成果が期待されるのみならず、産業面への波及効果も高いと考えられる。
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