研究課題/領域番号 |
23H00248
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分27:化学工学およびその関連分野
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研究機関 | 東京理科大学 |
研究代表者 |
工藤 昭彦 東京理科大学, 理学部第一部応用化学科, 教授 (60221222)
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研究分担者 |
山口 友一 東京理科大学, 理学部第一部応用化学科, 講師 (30843122)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2028-03-31
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研究の概要 |
本研究では、低コストなシステム構築が可能な粉末系光触媒を用いて化学的に安定な水と二酸化炭素から有用な物質を生成するための選択的多電子還元反応場を構築し、得られる知見を基に常温常圧下水溶液中での二酸化炭素の多電子還元反応場の設計指針を確立し、人工光合成において課題とされる生成物選択性の低さが改善された高性能な可視光応答性光触媒系を開発する。
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学術的意義、期待される成果 |
本研究は、これまでの応募者の光触媒に関わる研究実績にもとづき、光触媒による人工光合成の謎となっている水を還元剤として酸素生成を確認しながら二酸化炭素還元により炭化水素の合成を達成する反応の詳細を明らかにしようとしているものであり、学術的意義は高い。脱炭素社会への貢献にも波及効果があり、地球だけではなく地球外惑星においても利用可能な反応として大いに期待できる。
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