研究課題/領域番号 |
23H00255
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分28:ナノマイクロ科学およびその関連分野
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研究機関 | 北陸先端科学技術大学院大学 |
研究代表者 |
大島 義文 北陸先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 教授 (80272699)
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研究分担者 |
麻生 浩平 北陸先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 助教 (20880008)
DAM HieuChi 北陸先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 教授 (70397230)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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研究の概要 |
清浄表面を維持できる超高真空透過電子顕微鏡内で試料の格子構造を観察しつつ、高感度力センサーにより試料への応力を高精度に制御することにより、ナノ接点の3次元歪み場と方位に依存した材料のすべりおよび破断を観察し、従来用いられてきた摩擦界面の原子間相互作用のみを考慮したモデルを凌駕する3次元的力学応答を考慮したナノ摩擦モデルを構築することを目指す研究である。
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学術的意義、期待される成果 |
マイクロメカニクスの分野では潤滑剤による摩擦の軽減を行うことができないため、原子や格子の動的挙動のレベルで摩擦現象を理解し、制御することが必要不可欠となる。応募者の持つ高度な測定技術を生かす提案であり、ナノデバイス・ナノ機械の開発や、広汎な摩擦現象の理論的発展に貢献すると期待される。
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