研究課題/領域番号 |
23H00290
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分32:物理化学、機能物性化学およびその関連分野
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
新倉 弘倫 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (10500598)
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研究分担者 |
森下 亨 電気通信大学, 量子科学研究センター, 教授 (20313405)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2028-03-31
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研究の概要 |
本研究は、アト秒レーザーパルス照射によって分子から放出された電子の運動量ごとの相対位相と振幅を高分解能でイメージングする方法を開発する。これを、多電子相関が重要になる分子過程に応用して、空間に配列した分子のイオン化に伴う多軌道間の相関を可視化することや、イオン化による放出電子の運動量空間での位相分布の変化を捉えることを目指す。
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学術的意義、期待される成果 |
分子からの放出電子の運動量空間での位相・振幅を、部分波ごとに計測することを目指す本研究の目標は、電子の振る舞いの理解を押し広げる点で意義深い。また、この手法は、応募者が立ち上げた手法を高度化することによって達成できる見通しが立っており、その独自性は高い。これを多電子相関が大きな分子のイオン化過程に適用するのは、電子相関の理解を深めることに大きく寄与する。
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