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2023 年度 審査結果の所見

キラル2核金属触媒の2金属間協働機能に基づく遠隔位C-H結合の不斉官能基化

研究課題

研究課題/領域番号 23H00293
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 中区分33:有機化学およびその関連分野
研究機関京都大学

研究代表者

松永 茂樹  京都大学, 理学研究科, 教授 (50334339)

研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2027-03-31
研究の概要

本研究は、新しいキラル触媒系の論理的設計に基づき、高難度プロセスの1つである遠隔位の官能基変換反応開発とその立体制御を目指すものである。具体的には、2つの金属間の協働機能を鍵とする2核コバルト触媒・ヘテロ2核シッフ塩基触媒・キラル外輪型2核ルテニウム触媒の3系統を設計し、アミドγ位など遠隔位のC(sp3)-H結合の不斉C-H官能基化反応の開発を実現する。

学術的意義、期待される成果

本研究は、従来型の強い配向基を利用した近接位官能基化とは異なり、遠隔位の官能基化と立体制御を同時に可能にするキラル触媒の創製を目的としている。学術的には未熟である遠隔位不斉C-H結合活性化に挑戦する研究である。複数個の金属触媒が協働作用することで単核の触媒では不可能な反応制御を現実のものとできれば、その成果は有機合成化学の分野で大きな技術革新をもたらすことが期待できる。

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公開日: 2023-07-04  

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