研究課題
基盤研究(A)
応募者が初めて報告・命名した「単分子誘電体」に関する研究であり、単分子誘電物性の発現機構を解明する。かご状ポリオキソメタレートの空間にTb3+イオンが偏在する単分子誘電体を見出し、この構造と分極の相関を解明することにより新たな材料研究が展開されることが期待される。
新規な分子材料での新たな物性発現に基づくものであり、日本発の材料研究として世界を先導できる研究成果が期待できる。オリジナリティーの高い研究であり、非常に興味深い。また、学術的な興味もさることながら、その応用は幅広く、日本初の材料として広がることが期待できる。