研究課題/領域番号 |
23H00317
|
研究種目 |
基盤研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分37:生体分子化学およびその関連分野
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
岡本 晃充 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (60314233)
|
研究分担者 |
大橋 瑠子 新潟大学, 医歯学系, 准教授 (20447600)
森廣 邦彦 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 助教 (70713890)
|
研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
|
研究の概要 |
機能化小型合成核酸を駆使して、2つの目的に向けて研究を実施する。第一に、自然免疫応答に着目して人工核酸が示す細胞毒性の背景を解析し、タンパク質との複合体形成を明らかにする。また、その応用として炎症の抑制につながる新規機能化小型核酸を創製する。第二に、合成ユビキチン化ヘアピン核酸を用いて、特定の標的タンパク質の分解を誘導する。
|
学術的意義、期待される成果 |
本研究は、人工核酸が毒性を示す分子機構を詳しく解明するもので、細胞機能制御を推進するうえで欠かせない基礎的知見をもたらすと期待できる。また、合成ユビキチン化ヘアピン核酸を用いて疾患標的の分解を目指す第二の目的は、応募者が蓄積してきたユビキチンの化学合成技術と人工核酸の技術を統合するユニークなアイデアである。
|