研究課題/領域番号 |
23H00345
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分40:森林圏科学、水圏応用科学およびその関連分野
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
北岡 卓也 九州大学, 農学研究院, 教授 (90304766)
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研究分担者 |
一瀬 博文 九州大学, 農学研究院, 准教授 (00432948)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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研究の概要 |
再生医療には幹細胞の培養が必要であるが、幹細胞培養における培養基材としての利用において、既存の動物由来あるいは合成高分子は免疫原性の課題や生体内環境の再現において限界がある。本研究では樹木セルロースなど天然構造多糖の特性を生かし、形状・物性制御、作用機序の探究等により、新しい幹細胞培養基材を創発する。
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学術的意義、期待される成果 |
天然多糖由来のナノファイバーを高機能化し、再生医療の技術開発に必要となる培養基材を開発するという点で従来にない独創性に富み、成功した場合の実用的価値、波及効果が大きい。天然多糖を利用し、その表面に官能基を導入し、様々な機能や物性を制御可能な条件で多機能化するアイデアが新規で有意義と思われる。再生医療や創薬研究の基盤技術としての幹細胞培養技術の大きな進歩につながると期待される。
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